「既卒生/2025年5月・6月卒業生コース」について(6)―SOLからのお知らせvol.374―

(2025年3月26日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、SOL帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2025年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月23日~8月29日)から始まる定員16名のグループ指導において、一人ひとりの生徒が自分が必要とする学習に専念できるよう、日本語小論文試験の対策に関する授業のみを全ての生徒が受講するものとし、英語や大学別対策の授業は追加でお申込みいただく形を採っているという話をしました。

今回は、それを踏まえて、早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科や上智大学法学部国際関係法学科を受ける予定で、6月後半になる以前の段階でIELTSで7.0を取得している人の一日の授業がどのようなものになるかを見てみましょう。

〇授業は平日9時30分からです
このようなケースでは、「標準型」としている日本語小論文試験対策の授業(「共通小論文」、「共通小論テスト」、「読解・語彙」、「社会科学系小論文」、「英語環境出身者のための日本語表現」)10コマ(1コマは80分です)に加えて、「早稲田大政経対策」、「上智大学社会科学系学科対策」の2コマを受講するのが通常です。グループ指導の授業は平日に実施していますので、1日2コマの日が週に3日、3コマの日が2日となります。

その日にいくつの授業にあるかに関わらず、グループ指導を行っている期間は1日の授業の始まりを9時30分としています。そして、1日2コマの日は9時30分~10時50分、11時5分~12時25分の時間帯に、1日3コマの日はそれに加えて13時30分~14時50分に授業を行います(授業の終了時間は目安であり、その日にやるべきことが終わらない時などは延長になります)。

このコースの生徒はすでに高校を卒業しており1日のスケジュールに余裕があるので授業を遅めに始めてもいいのではと思われるかもしれませんが、9時半を開始時間としているのには2つの理由があります。

理由①多くの入試は午前の早い時間帯に試験が始まる
首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜では、筆記試験である日本語小論文試験が午前の早い時間帯に始まり、午後に面接試験を行うというスケジュールになっていることが多いです。試験本番までにこれに合わせた形で集中力を高められるような感覚を持てるようになっていることが満足のいく結果を出すことの条件の一つとなりますが、それには試験と同じような時間帯に毎日活動することが必要になります。

理由②人間は昼行性の動物である
人間は、文明の発展によって一日に活動できる時間が長くなり、夜更かしして何かに取り組むことも増えましたが、生物学的には昼間に活動し夜に休息する昼行性の動物です。そのため、思考を含めた様々な活動は朝から夕方にかけて活発に行えますし、夜間に十分な睡眠をとらないと翌日の活動にネガティブな影響が出てしまいます。このような特徴に合ったパフォーマンスを最大化するための生活リズムを身に付ける必要があります。

これらの理由からSOLではグループ指導の授業を9時半開始としています。そして、これまでの生徒の様子を見ていると、その前の時間を自習に充て、夜は22時ごろには寝てしまうという習慣を身に付けた人の学習が最も効率的に進んでいくようです。

なお、帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2025年5月・6月卒業生コース」の概要などは以下のウェブページを参照してください。

<「既卒生/2025年5月・6月卒業生コース」概要>
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

<帰国生大学受験セミナーの授業の特徴に関するWebページ>
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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