こんにちは。SOLの余語です。
今年も10月に入り、首都圏の有名私立大学が実施するものの中でも受験生からの人気を集める早稲田大学政治経済学部のグローバル入試や、慶應義塾大学、上智大学の帰国生入試、国際基督教大学(ICU)のユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学者入試などの結果がここまでに出ています。
今年度のSOLの帰国生大学受験セミナーでは、カナダやニュージーランド、オーストラリアといった英語圏の国に単身留学をしていた人がほとんどということもあり、大学入学資格取得のための統一試験の成績を始めとした出願手続き時に提出した書類の内容が合否の判定で受容な役割を果たす慶應義塾大学の帰国生入試を受けた生徒がいませんでした。
それ以外の大学の特別入試で、現時点で生徒が合格したことが分かっているものは以下の通りです。なお、大学や学部・学科の名前の横に入試名が記載されていないものは帰国生入試を受験したものになります。
<2024年度帰国生大学受験セミナー合格実績(2024年10月5日時点)>
国際基督教大学(ICU)教養学部アース・サイエンス学科(ユニヴァーサル・アドミッションズ4月入学者入試)
上智大学文学部英文学科
早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科(グローバル入試)
早稲田大学政治経済学部政治学科(グローバル入試)
このうち、国際基督教大学(ICU)や上智大学では合否判定のプロセスやそこで重視されるものについて大きな変化は見られませんでしたが、早稲田大学政治経済学部のグローバル(海外就学経験者)入試では、事前に公表されていた定員数の変更(3学科合わせて40人→30人、実際には慶應義塾大学の帰国生入試などに合格した場合にそちらへ進学する人がいたためか、昨年まで50人前後の合格者を出していました)だけでなく、合格者を選抜していく過程にも変化がありました。
合格者を決める選考に2つの段階(1次が筆記試験、2次が面接試験)がある点はこれまでと同様だった一方、昨年度までは筆記試験で受験生の数をかなり絞り込んでいたため、面接試験の後に不合格になるのは数名でした。しかし、今年度の生徒で筆記試験に通った人が面接試験の会場に行ってみたところ、65名分のスケジュールが掲示されていたそうで、最終的な合格者数は来年にならないと分からないものの、選考の第2段階で20名以上の人が不合格になったと思われます。
面接試験後にどのような基準で合格者が絞り込まれたのかは現時点で明確なことは言えませんが、この教室から受験した人の筆記試験の答案を再現したものを見たり、彼ら/彼女らの周りの人の様子を聞いたりする限り、TOEFL iBTやIELTSのスコアが一定の水準を超えている場合、筆記試験の出来が最終的な結果に大きな影響を及ぼしているようです。この点については新しい情報が入り次第アップデートをしたいと思います。
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2024年度帰国生大学受験セミナーで学んだ人の合格実績について(2024年10月5日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 311―
(2024年10月5日 16:15)