既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(20) ―SOLからのお知らせvol.358―

(2024年6月7日 15:45)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、SOL帰国生大学受験セミナーの「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」で6月下旬から始まるグループ指導の1学期(6月24日~8月30日)における授業スケジュールの例をいくつか紹介しました。受験する予定の大学や学部・学科によって1週間の時間割がどのように変化するかについて具体的なイメージを持ってもらえたのではないかと思います(ここ2回で紹介したものは昨年度のもので、今年度は各授業を実施する曜日が異なるものになる可能性があることをご了承ください)。

さて、帰国生大学受験セミナーのグループ指導は全ての生徒の進路が決定するまで続きます。今回は、「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の2学期(9月2日~11月22日)の特徴を一つ紹介します。

〇首都圏の有名私立大学で最後の入試が実施されるまで学習サポートをしっかり行います
帰国生入試を受験する人を対象とした大手の予備校のコースについての説明を見ると、6月下旬から始まる集団での授業が10月上旬または中旬に一旦終了し、それまでは英語に関するものを除くと、首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜の対策を行うものが中心だったのが、10月から始まる学期では週に2、3コマまで減ってしまうようです。それには、東京大学や京都大学、一橋大学といった翌年の2月に試験が実施される難関国立大学に向けた授業の比重を増すことが関係しています。

しかし、10月中旬以降に帰国生入試や総合型選抜の試験日を設定している大学や学部・学科は多くあり、首都圏の有名私立大学の中で受験生からの人気が高いものに限定しても、10月中旬から後半にかけての時期には中央大学文学部・法学部・商学部、青山学院大学文学部英米文学科の自己推薦入試など(日本の高校に在籍している人であれば、早稲田大学国際教養学部のAO入試もこれに加わります)が実施されますし、中央大学経済学部や立教大学の各学部、法政大学経済学部が試験日を11月中に設定しています。

帰国生入試や総合型選抜のほとんどでは、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績に合わせて、日本語小論文試験の出来で合否が判断されます。日本語を母語とし、これまでに年齢相応な情報にふれる機会を一定程度蓄積している人であれば、実際の試験で出題されるような文章に真剣に向き合い、自分の考えを文章化する機会が多くなれば多くなるほど、この試験に対応する力が伸びるものです。また、そのプロセスの中では、日々の学習の中で取り組む課題の出題形式が実際のものと合っていなければ効果が実感できなくなる可能性がありますし、難関国立大学で出題されるもののように問題文の抽象度が高すぎるといったことがあると学習者のモチベーションを損なう危険性があるということに注意しなければなりません。

これらの点から、大手の予備校の10月中旬からの授業には問題があると言えるかと思います。SOLの帰国生大学受験セミナーでは「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の2学期にも、1学期と同様の形で授業を行いますので、受講者が首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜で満足できる結果が残せる可能性が高まります。次回の記事では、2学期の授業のスケジュールの具体例をいくつかお見せします。

「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の概要に関するウェブページは以下のリンク先にあります。

【概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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