既卒生/2024年5月・6月卒業生コースについて(18) ―SOLからのお知らせvol.355―

(2024年5月23日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーのグループ指導を、2月下旬にある難関国立大学の帰国生入試を受験する予定であったり、首都圏の有名私立大学の一般入試で帰国生でも対応しやすいものに向けた準備をしていたりすることで、長期間受講することになった人を対象とした授業料の割引制度を紹介しました。これも、最近少なくない数の人が直面する、保護者にかかる経済的な負担が気になって日々の学習に集中できないという問題に対処する取り組みです。

さて、今回からは「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月24日~8月30日)に実施するグループ指導のカリキュラムの特徴についてお知らせしたいと思います。

〇自分に必要な学習に集中できるカリキュラム
この時期の授業は大きく分けて3つのタイプがあります。1つ目が全ての生徒が受講する授業で、「共通小論文」(週4コマ)や「日本語読解・語彙」(週2コマ)、「共通小論文復習テスト」、「英語環境出身者のための日本語表現」(いずれも週1コマ)がこのカテゴリーに入ります。これらの授業では、受験する大学や学部・学科に関係なく、帰国生入試や総合型選抜の日本語小論文試験に対応するために必要な文章読解力や論述力を伸ばし、個人や社会が直面する現代的な問題(=日本語小論文試験の問題文で取り上げられる可能性のあるテーマ)に関する年齢相応な知識を身に付けることを目標にしています。

そして、2つ目が受講に関する選択ができる授業であり、「人文科学系小論文」と「社会科学系小論文」(それぞれ週1コマ)がそれに当たります。この2つの授業では、前者が文学や言語学、心理学、哲学、教育学などの人文科学系の学問、後者が法学や政治学、経済学、経営学などの社会科学系の学問に関係するトピックを扱います。志望する学部・学科が明確になっていればどちらか1つのみの受講になりますし、進路が決まっていないので様々なタイプの文章にふれたい、もしくは受験する入試においては学問分野を横断するものが出題されるという場合には2つとも出席しても問題ありません(授業料も変わりません)。

以上が全ての生徒が受ける(可能性がある)授業になりますが、これらに合わせて、一定程度の専門性が求められるなど出題傾向に特徴のある帰国生入試や総合型選抜を受験する予定である、またはTOEFL iBTやIELTSのスコアが十分に伸びていなかったり、入試の試験科目に英語が入っていたりするといったケースに対応するために追加で申込みができる授業もあります。このカテゴリーに入るものは、「早稲田大帰国生入試対策」や「早稲田大政経入試対策」、「上智大哲学科対策」、「上智大日本文学科対策」、「上智大学心理学科対策」、「上智大学教育学科対策」、「上智大英語系学科対策」、「上智大社会科学系学科対策」(各週1コマ)、「英語読解・論述」(週2コマ)になります。

このように、全ての生徒が参加する基本的な授業のパッケージに受験予定の入試や学力の現状に合わせる形で授業を追加できるようにしているのは、生徒一人ひとりが自分にとって必要なものを習得するのに集中できることが望ましいと考えているからです(それに合わせて、受験準備上重要でないものまで取り組むことによって余分な費用が発生することが以前の記事で述べた精神的な負担を重いものにしてしまうこともあります)。次回の記事では、その点についてもう少し掘り下げて考えた上で、1週間の授業スケジュールがどのようなものかをお知らせできればと考えています。

「既卒生/2024年5月・6月卒業生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。

【概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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