こんにちは。SOLからのお知らせです。
2月1日の記事では、海外から日本に帰国し高校に編入した場合でも、海外の教育機関での在籍期間が2もしくは3学年以上でTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績が一定以上のものであれば、首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜の多くで出願資格を得られるという話をしました。一般入試で見られる古文や漢文、社会系の科目の試験に対応する自信のない人はこれらの入試を受験することを検討するのがいいと思います(総合型選抜に限定すれば、高校で一定期間留学した人にも同じことが言えます)。現在、「日本の高校3年生コース」の申し込みを受け付けていますので、上の条件に該当する人は受講をご検討ください。
さて、「日本の3年生コース」の2024年度の授業日程は以下の通りになります。
1学期(全26週) 2024/1/4~6/28
2学期(全8週) 7/1~8/23
3学期(全17週) 8/30~12/20
年末特別授業(全7日間) 12/23~12/29
4学期(全8週間) 2025/1/6~2/28
このうち、「1学期」に当たる2024年1月4日から6月28日までの時期は、日本の高校が春休みに入る3月後半から4月前半までの期間(以前の記事でお知らせした通り、今年度はこの時期に少人数グループ指導を行います)を除いて、主に対面もしくはオンラインでの個別指導という形で授業を実施します。このコースでも授業をいつ行うかについては生徒の状況に合わせて決定するのが基本的な方針であり、日本の高校に在籍していると高校での授業や課外活動がどの曜日のどの時間帯に入るのかが人によって異なるというのが対面もしくはオンラインでの個別指導を通常の形態にしていることの理由の一つになります。
日本の高校を卒業予定の人は、帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」で学んでいる人と同様に、首都圏の有名私立大学の帰国生入試や総合型選抜が実施される9月から11月にかけても高校の授業が入っていることから、オンラインで授業が行われる通信制の高校などに在籍していない限り、これらの入試の受験準備に専念できる期間を、カナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校を5月もしくは6月に卒業する人に比べて長く確保することが難しい状況にあります。そのため、7月中旬から8月下旬までの夏休みの期間に日本語小論文試験の対策に専念できるよう、「日本の高校3年生コース」の「1学期」の対面もしくはオンラインでの個別指導では、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績を受験する予定の入試で合格するのに必要な水準まで上げるための取り組みを主に行います(すでに目標に到達している場合には日本語小論文試験への準備が主になります)。
また、日本の高校では帰国生入試や総合型選抜を受ける予定の生徒に目的がよく分からない授業を受けさせることがあるようですし、一般的な予備校や塾では総合型選抜では数多くの英語運用能力試験の成績を取っていると有利になるといった話をして必要のない授業やプログラムを取らせることがあると聞いています。受験準備に充てられる時間が限られている日本の高校3年生にとっては意味のない取り組みに労力をかけることは結果にネガティブな影響を及ぼす可能性があるので、受ける入試で結果を出すために必要なものを効率よく身に付けるのに何が重要なのかということをこの時期に確認していきたいと考えています。
「日本の高校3年生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。
【日本の高校3年生コース概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course3/index.html#c01
【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
日本の高校3年生コースについて(2) ―SOLからのお知らせvol.337―
(2024年3月2日 14:00)