2024年11月卒業生コースについて(9) ―SOLからのお知らせvol.328―

(2024年1月11日 19:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生入試や総合型選抜は試験で受験生に年齢相応のコミュニケーション能力があるかどうかを見るものであり、それを合格に必要な水準まで伸ばすにはこれまで生活してきた環境などに違いがあったり、様々なトピックに関して異なる立場を取っていたりする人たちとコミュニケーションを取る体験を蓄積すべきだという話をしました。「2024年11月卒業生コース」で12月、1月に実施している少人数制グループ指導のような形態の授業には、そのような点でも受講者の合格可能性を上げるという意味があると思います。

さて、これまで紹介してきたオーストラリアやニュージーランドなどの高校で最終学年に入る前の時期に行う授業は、「2024年11月卒業生コース」における「1学期」のものとしていますが、その後11月末までの「2学期」から「4学期」に行う受験準備のサポートの特徴は「生徒1人1人の状況に合わせて、授業の日程や実施のあり方を柔軟に考える」ことにあります。南半球の高校では新学年が始まった後、日本のカレンダーで考えると春、夏、秋の時期に2~3週間のterm間の休暇があり、それ以外は平日に高校の授業があるのが通常のスケジュールだと思われます。

これまでSOL帰国生大学受験セミナーの「11月卒業生コース」の授業に参加した人の多くは(新型コロナウィルスの世界的な感染拡大でオーストラリアやニュージーランドが国境を封鎖していた時期を除き)1日の多くの時間を帰国生入試や総合型選抜の受験準備に充てることができるterm間の休暇に日本へ一時帰国し、教室で対面授業を受け(6、7月の休暇などでは「既卒生/5月・6月卒業生コース」の集団授業に合流する形になります)、その他の期間は夕方に週2、3回、オンラインで個別指導を受けるという形で学習を進めてきました。オーストラリアの高校に在籍している人のように、最終試験が終わるまで本帰国することが難しい場合には、今年度もこれまでと同様の形で学習のサポートをしていく予定です。

授業の具体的な日程や内容、形式などに関しては、一人ひとりの生徒の高校の授業のスケジュールや学習に関する状況(帰国生入試や総合型選抜ではIELTSやTOEFL iBTのスコアが出願資格を得るための条件になっていることがありますし、合格可能性が大きな影響を及ぼすものもあるので、まずはこれらの英語運用能力試験の対策が優先されることが多いですが、目標となるスコアを超えた場合には日本小論文試験に向けた準備に重きを置くことになります)を踏まえた上で、教師と彼ら/彼女らが相談して決定することにしています。

高校の授業がある時期にも受験準備を続けていくのは厳しいと感じる人も少なくないようですが、このように一人ひとりの生徒が置かれた環境に合わせる形でサポートを行うことで、できる限り無理をしないで受験準備に取り組むことができるのではないかと考えています。
なお、「2024年11月卒業生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。

【2024年11月卒業生コース概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html#c01

【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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