2025年4月の大学入学を目指す人の冬期授業について(2)―SOLからのお知らせvol.322―

(2023年11月30日 15:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
11月23日に掲載した記事では、カナダやアメリカ、イギリスといった北半球の国の高校に在籍している人が帰国生入試や総合型選抜を受験する場合、高校を卒業した後の5月もしくは6月からその準備に専念できるものの、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の成績を受験に向けた学習を始める前に目標となる水準まで上げる必要があることなどから、早い段階からその対策に取り組む必要がある人がいるという話をしました。そのため、SOLの帰国生大学受験セミナーでは12月18日から22日まで少人数制グループ指導を行いますし、その他の時期でも対面もしくはオンラインの個別指導を実施しています。

さて、保護者の転勤などで海外に滞在した後に日本の中学校や高校に編入した人の中には、海外での生活で伸ばすことができた英語運用能力を活用したい、もしくは一般入試で受験することが求められることの多い日本史や世界史、古文、漢文の学習が十分なものにならないといった理由で帰国生入試や総合型選抜での大学入学を検討している人が少なくないかと思います。首都圏の有名私立大学の帰国生入試で出願資格が認められるための条件の一つとして海外の教育機関での在籍期間がありますが、中学校、高校のものを合わせて2学年または3学年というものが多いですし、総合型選抜にはそのような条件がなく、英語運用能力試験で一定の水準以上の成績を取得していれば出願資格が得られるのが一般的なので、上のようなケースで帰国生入試や総合型選抜を受験するのは合理的な選択と言えます。

ただし、日本の高校に在籍している人がこれらの入試を受験する場合には、「SOLからのお知らせvol. 315」で紹介したオーストラリアやニュージーランドなどの高校で学んでいる人が置かれる状況と同じように、春休みや夏休みのような長期休暇期間以外の時期で受験準備に専念する機会を確保することが難しいという問題にどのように対応するべきかを考えなければなりません(この点で、大手の塾などが英語運用能力試験を複数受験することを勧めるのには問題があると言えるでしょう)。また、日本の高校の中には、帰国生入試や総合型選抜を受験した人がこれまでに多くいることをアピールポイントにしているところがありますが、教員の指導が的外れなものであったり、どのような意図があるのかについて疑問が残る取り組みをさせたりしているという話を耳にすることがよくあります。

このような状況を踏まえると、日本の高校に在籍する人もなるべく早い時期から受験準備を始める必要があると言えるかと思います。SOLの帰国生大学受験セミナーでは、「日本の高校3年生コース」の授業を例年1月から始まるようにしていますが、12月26日から29日、来年の1月4日、5日に「年末・年始特別授業」として対面もしくはオンラインの個別指導を実施しますし、1月の2週目に「2024年11月卒業生コース」の少人数制グループ指導に参加してもらうこともできますので、帰国生入試や総合型選抜の受験を考えている人には受講を検討してもらえればと思います。

なお、「大学受験準備コース」の概要に関しては、以下のウェブページを参照してください。

【SOL帰国生大学受験セミナー「大学受験準備コース」概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course4/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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