こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」の特徴の一つとして、一般的に想定されているスケジュールよりも早い段階から受験準備のサポートを始めることがあるという話をしました。これには、オーストラリアやニュージーランドなどの高校で学んでいる場合、首都圏の有名私立大学で帰国生入試や総合型選抜が実施されるまでの間、学習に長期間専念できる時期が最終学年に入る前の2ヶ月間しかないことが関係しており、このコースでは12月4日からの6週間、少人数制グループ指導を行います。
オーストラリアやニュージーランドなどの高校に在籍している人の中には、12月や1月は日本に一時帰国して骨休めをする時期であり、最終学年が始まってから大学受験対策のオンライン授業を受ければよいと考えている人もいるかもしれません。特に、高校から単身留学をしている人は、英語が主な使用言語になっている環境の中で大きなストレスを感じていて、日本に一時帰国ができる日を心待ちにしているという話を耳にすることが多いので、日本にいる友人たちに会って息抜きをしたいという気持ちはよく分かります。
ただし、帰国生入試や総合型選抜の受験準備を進める際には、特にその初期段階において自分一人で課題に取り組むことが難しいと感じる人がいます。例えば、日本語小論文や英語のessayを書くプロセスの中で、答案を作成する前に自分の問題文の読み取り方が正しいものなのか、自分の主張や(具体例を含めた)論拠が適切なものなのか、それをどのような構成で並べると読み手によりよく伝わるのかといった点に不安を感じて文章を書き出すことができないという話をする生徒はこの教室で珍しくありません(最近は「初回のものであってもみっともない答案を出してしまうと自己評価が下がってしまう」という人も増えています)。
一般的な塾などのホームページを確認する限り、オンラインでの個別指導は事前に日程や時間が決まっており、教師とコミュニケーションを取る機会を柔軟に確保することが難しいようです(SOLでは生徒の要望にできる限り沿うようにしていますが、それにも限界があります)。そのため、そのような形でのみサポートを受けている人が上のような問題に直面した場合に学習を効率よく進められなくなるということが考えられます。
また、課題に取り組んでいたり本を読んだりしている間に生じた疑問を次回の授業で訊こうと思って忘れてしまい、それを放置した結果、基礎的な事項に関する理解がいつまで経っても深まらないという人もいるでしょうし、授業内でどのような入試を受けるのがいいのかについての相談をすることが適切なのかが分からず、いつまでも帰国生入試や総合型選抜の受験の方向性がいつまで経っても決まらないというケースもあるでしょう。
この点、SOLの教室のように、教師と生徒が共有スペースで時間を過ごしている環境で一定の期間授業を受ける機会を持つことができれば、何か問題が起きた時に教師と一緒に対応でき、スムーズに受験準備を始めることにつながります。帰国生大学受験セミナーの「2024年11月卒業生コース」において、最終学年に入る前の12月、1月に少人数制のグループ指導を行うのはそのような事情も踏まえてのことなのです。
なお、「2024年11月卒業生コース」の概要は以下のウェブページにおいて確認できます。
【2024年11月卒業生コース概要】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html#c01
【帰国生大学受験セミナーの授業の特徴や内容などについて】
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/info/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
2024年11月卒業生コースについて(3) ―SOLからのお知らせvol.317―
(2023年10月26日 10:15)