こんにちは。SOLからのお知らせです。
「SOLからのお知らせ」vol. 292からvol. 302までの各記事では、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期(6月26日~9月1日)から始まるグループ指導の特徴を説明しました。このコースでは、9月4日以降も全ての生徒が受験終了になるまでグループ指導が継続し、それは1学期のものと全般的に大きな違いはありません。ただし、2学期(9月4日~11月24日)は首都圏の有名私立大学の多くで帰国生入試やAO入試が実施される時期であり、それに合わせた変更点がありますので、今回はそれについて述べたいと思います。
〇「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」2学期(9月4日~11月24日)
以前の記事で、SOLの帰国生大学受験セミナーの小論文試験の対策の授業では、授業がない自習時間に答案を作成すること、その際に問題文の内容などについて教師に質問したり自分なりに本やインターネットでリサーチしたりすることを勧めていること、答案の中で示そうと考えている自分の主張の方向性が正しいかどうかを事前に教師に確認できることなどが特徴になっていると述べました。これは、1つ1つの課題にじっくりと向き合うことでより多くのものを一人ひとりの生徒が吸収できるようにすることを目的としており、授業時間内では問題文の内容に関わる知識(語彙や表現なども含みます)を確認し、試験官に高い評価を受ける答案とはどのようなものかを十分に理解する機会を提供することを主な内容としています。
とは言っても、早稲田大学の帰国生入試やこの大学の政治経済学部のグローバル入試のように、9月の初めに試験を実施しているものがあるため、2週に1回「共通小論文復習テスト」という授業でそこまでの「共通小論文」で扱ったものに関連性のあるテーマについて入試本番と同様の形式(制限時間を80分もしくは90分としています)で答案を作成するということにしていますし、「早稲田大帰国生入試対策」や「早稲田大政経入試対策」といった授業で8月中旬辺りから過去問を使って模試のようなことも行っています。
しかし、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の2学期のグループ指導が実施される時期には、帰国生入試やAO入試が多く実施されることを踏まえると、全ての生徒が実際に試験を受ける際にどのような配分で時間を使えばいいのかをしっかりと理解することが重要になります。そのため、1学期に「共通小論文」に充てていた時間を「共通小論文テスト」とし、制限時間内に答案を作成するという機会を週に2回設けています(答案の返却は1、2日の間で行い、それぞれの課題に関する解説を行う授業を週に2回行います。答案の書き直しについては1学期と同じです)。
また、2学期でも9月下旬に行われる上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試の対策を行う授業を追加で受講できますが、ここでも生徒の学習状況によって、過去問に時間制限を設ける形で取り組めるようにすることが可能です(ただし、授業内では解説のみを行うので、このような取り組みを行うのは授業が終了した後の自習時間になります)。このように実際の試験に対応するために必要なものを実践的な形で確認できるというのがこの学期の特徴の一つとなります。
なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (17)―SOLからのお知らせvol.305―
(2023年5月24日 19:00)