帰国生大学受験に関する教育相談はSOLまで｜帰国生の大学受験をサポートする教室SOL(School of Literacy)

こんにちは。SOLの余語です。
2月27日の記事では、SOLの帰国生大学受験セミナーにおいて、帰国生入試やAO入試の受験、またはその準備において十分な成果を出すために、例えば生活リズムを整えるというように、個人の精神状態を安定させるのに何が必要かについてのアドバイスをしているという話をしました。この教室では、最近、18，19歳になるまで育ってきた環境といった要因により精神的な問題に直面している人が増えたように思います。このような状況は大学受験だけでなく、個人の生活全般に悪影響が及ぼすものですので、来年度以降は子どもの精神面でのケアの仕事をしているOBOGと連携することも考えています。

さて、先々週の金曜日で2022年度の生徒を対象にしたグループ指導が終了しました。今は書類審査の結果を待っている人がいるだけで、その他の生徒は4月に大学に入学する準備をしたり、アルバイトに精を出したりしているようです。今年度は、新型コロナウィルスに罹患するなど健康状態を崩してしまうといった理由で一時的に受験に向けた準備が順調に進まない人もいましたが、全般的に全ての生徒が定員を16名に限定し、教師や他の生徒、OBOGとコミュニケーションを取る機会を十分に確保している環境を活用し、充実した時間を過ごせたのではないかと思います。

一方、僕らにとっても、例年と同様、今年度は楽しい時間を過ごせただけでなく、多くのことを学んだ一年でした。それは、18、19歳の人がどのような形で周りの人との関係を築いたり情報に接したり（映画が好きな僕にとっては1つの作品のダイジェストをYoutubeで見たり、ストーリー全体を2倍速で流したりすることで満足している人が少なからずいることが驚きでした）するかといった彼ら／彼女らの日常的な生活に関するものだけでなく、強いプレッシャーがかかる状況への耐性が個人によって大きく異なる成長の段階からそれに適応することが求められる（母語と様々な点で大きく異なる言語が主に使用されている環境に単身留学するのもその一つだと思われます）現代社会のあり方が彼ら／彼女らに及ぼす影響といったことにまで及び、全ての大人が一度立ち止まって次の世代を担う人が置かれた状況について真剣に考えなければならないのではないかと思わされることが多くありました。

これから6月下旬に2023年度のグループ指導が始まるまで、すでに受験準備を始めている人の個別指導や、どのような形でそれを進めて行けばいいかを考えている人の面談（対面でもオンラインでも実施できます）を行いながら、教材の作成だけでなく、現在海外の教育機関で学んでいる人のサポートといった新しい試みのための準備を進めて行ければと考えています。また、例年、OBOGとの交流を行う時間的な余裕が確保できる時期でもありますので、多くの人に遊びに来てもらえればと思っています。

なお、現在の教室の様子を写真で確認したい人は、SOLのFacebookやInstagramのページを定期的に更新していますので、そちらを見てもらえればと思います。よろしくお願いいたします。

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