今年度の生徒の合格実績について(2023年3月4日時点)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 233―

(2023年3月4日 15:30)

こんにちは。SOLの余語です。
この教室では、昨年12月の初めから2月の終わりまで、生徒が首都圏の有名私立大学の一般入試に向けた準備をしていました。ほとんどの人がIELTSのスコアを活かせるものや、国語と英語の試験の対策をすればよいものを受験することにしていた一方で、試験科目に日本史がある入試を受けようとした人もいます。

最終的に、彼は途中でその入試の受験を断念することになったのですが、その理由が「覚えなければならないものがあまりに多い」ということでした。僕は大学に入学する際、一般入試を受験しました。小学生の頃から歴史の本を読むのが好きで、特に興味のある事柄についてはそれを特集した雑誌を購入したこともありました。しかし、首都圏の有名私立大学の日本史の試験では、例えば石器や土器の細かな分類といったことまで記憶しなければならないことで、学ぶことに楽しみが感じられず、その対策に時間をかけることはありませんでした。そして、その結果、自分の得意科目であった英語と小論文の試験に大きな配点があるもののみ合格点を上回ることができました。

現在出版されている問題集などを見ても出題されるものの水準はその頃とあまり変わりがないようで、扱う事項を限定して全体の流れを押さえる教材から取り組むことで長い期間をかけて徐々に知識を積み上げていくことが求められているようです。この点で、海外の高校を卒業した、もしくは日本の高校に編入した時期が遅い人が一般入試を受験する際には主に日本語と英語の運用能力が試されるものを受験するのがいいでしょうし、9月から11月にかけての時期に自分の行きたい大学や学部・学科の帰国生入試やAO入試を受験しておく(そのための準備を早目に行っておく)のが得策なのではないかを思いました。

さて、今回の記事では2023年3月4日時点で分かっている今年度この教室で学んだ人が合格した大学や学部・学科をお知らせします。入試の名称が記載されていないものは、2023年4月入学者を対象とした帰国生入試を受験したものです。

<2022年度合格実績(2023年3月4日時点)>
横浜市立大学国際商学部
青山学院大学文学部英米文学科(自己推薦入試)
関西学院大学総合政策学部
学習院大学文学部英語英米文化学科
学習院大学法学部政治学科
慶應義塾大学総合政策学部
国際基督教大学(ICU)(ユニヴァーサル・アドミッションズ4月帰国生入試)
国際基督教大学(ICU)(ユニヴァーサル・アドミッションズEnglish Language Based Admissions)
駒澤大学経済学部商学科会計・経営コース
上智大学外国語学部フランス語学科
上智大学総合人間科学部心理学科
上智大学国際教養学部(春入学書類選考入試)
聖心女子大学現代教養学部
中央大学経済学部経済学科(英語運用能力特別入試)
中央大学国際経営学部(一般選抜英語外部試験利用方式)
中央大学商学部国際マーケティング学科(英語運用能力特別入試)
津田塾大学学芸学部国際関係学科
東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科
東洋大学社会学部国際社会学科(外国にルーツを持つ生徒対象入試)
日本大学芸術学部映画学科(一般選抜A方式)
明治大学政治経済学部経済学科(グローバル入試)
明治大学法学部
立命館アジア太平洋大学国際経営学部(秋期・海外就学経験者入試)
早稲田大学国際教養学部(国外選考)
早稲田大学政治経済学部政治学科(グローバル入試)
早稲田大学法学部

それでは、帰国生の大学受験やSOLの帰国生大学受験セミナーなどに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

トップへ戻る