「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の概要について (3)―SOLからのお知らせvol.286―

(2023年2月1日 19:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期以前(2023年1月4日~6月23日)について、基本的に対面もしくはオンラインでの個別指導という形で授業を行っていること、多くの場合、その内容をTOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験の対策にしていることを述べました。帰国生入試やAO入試ではこれらの試験の成績によって合格可能性がある大学や学部・学科が異なってきますし、単に問題演習を繰り返すだけでは成績が伸びないケースも多く見られます。このようなことを踏まえると、早い時期に正しい方法で対策を始めた方がいいでしょう。

この時期の個別指導では、アメリカの大学入学資格を取得するためのSATのReading TestやWriting and Language Testに向けた準備をする人もいます。帰国生入試やAO入試においては、通っていた高校が採用している教育制度における大学入学資格を取得していることを出願資格としている大学が少数ではありますが存在します。そして、このような大学の中には、例えば慶應義塾大学や上智大学の国際教養学部(この大学の9月入学プログラムであるSPSFも同様です)、横浜国立大学経済学部のようにどの国や地域のものを受け入れるかを限定した上で、それが取れない場合にはSATの結果が提出できないと出願することが認められないところがあります。

このような大学は小論文試験や面接試験の前に書類審査があり(上智大学のものは書類審査のみです)、そこでも不合格者を出していますので、なるべく高い水準にスコアを伸ばす必要がありますが、SATでどの程度の問題が出題されるのか、その対策をどのように進めるべきか(以前ほどではありませんが、TOEFL iBTよりも語彙や表現に関する知識を多く蓄積したり、英語で書かれた文章の読解力を高めたりしなければなりませんし、:や;の使い方など文法事項についても細かなところまで確認する必要があります)といった情報に接する点などで不利な立場に置かれるのが、カナダの現地校に通っている人や、IB Diplomaコースを設置している高校でcertificateだけを取得して卒業しようと考えている人だと思われます。「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の1学期以前の個別指導ではこのような人のサポートも行います。

また、TOEFL iBTやIELTSといった英語運用能力試験において、自分が受験する予定の帰国生入試やAO入試に合格するのに必要とされるスコアをすでに取得している場合には、小論文試験に向けた準備を授業で行うことも可能です。多くの大学や学部・学科ではA4用紙1、2枚程度の文章を出題し、それが正確に読解できていることを前提にした小論文を書くことを求めていますので、例年、1学期以前の段階では学者などが書いたものの内容を正しく把握できる力を上げるための取り組みをしています。

なお、「既卒生/2023年5月・6月卒業生コース」の日程や授業料などについては以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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