こんにちは。SOLからのお知らせです。
6月1日の記事では、2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象とした夏期(2022年6月20日~8月12日)に行う少人数グループ指導において、英語の文法や語彙の基礎を確かなものにすることを目標とした「英語文法・語彙基礎確認」という授業を週に2コマ(1コマ80分)設けていることを紹介しました。高校から海外に単身留学した人だけでなく、長い期間英語圏の教育機関に在籍しているものの、TOEFL iBTやIELTSのスコアが伸びない人などに受講を検討してもらえればと思います。
さて、SOLの教室では、小論文試験や英語運用能力試験の対策、日本語運用能力の維持伸長、単身留学に行く前の準備として重要な英語の学習など、我々に対応できるものであれば、学年に関係なく個別指導を受け付けています。個別指導は、年末年始と週末を除く全ての日に、教師がグループ指導などを担当していない時間帯に実施していますが、これは上で述べた少人数グループ指導の期間を含めた、北半球の高校が長期休暇に入る時期でも変わりません。
これまで夏に個別指導を受けた人の中には、日本の大学の9月入学プログラムに出願する際に提出が求められるエッセイの作成のサポートを希望する人が多くいます。他の記事でも述べた通り、学生の知的な関心に十分に応えられる形でこのようなプログラムの構成ができている大学は少ないと我々は考えていますが、国際基督教大学(ICU)や早稲田大学政治経済学部のEDESSAなどにはしっかりとしたカリキュラムがありますし、海外に滞在している間にそこで学ぶのに問題がない水準まで英語運用能力を伸ばすことができた人もいます。そのため、SOLの教室でも9月入学プログラムを受験する人のサポートも個別指導という形で行っている訳です。
9月入学プログラムの入試に合格するには、高校や大学入学資格取得のための統一試験の成績、TOEFL iBTやIELTSのスコアが高いものになっているだけでなく、自分が大学で学びたいことは何か、それを学ぶことにどのような個人的もしくは社会的な意義があるのか、大学入学後はどのような形で学習を進めていきたいのかといった点をエッセイの中でしっかりと説明できることが必要です。そこで、SOLの個別指導では、まずエッセイの内容を大学から高い評価を受けることができるものにすることを目標に、教師とその方向性を定めるための話し合う時間を設けた上で、本やインターネットで情報を集めたり、教師からのコメントを受けて内容を練り直したりしてもらいます。そして、内容が満足のいくものになった段階から実際に文章を書き始め、構成や表現などが問題ないものとなるまで添削と書き直しを繰り返します。
また、アメリカの大学入学資格取得のための統一試験であるSATのReading TestやWriting and Language Testの対策、IB Japanese A: Literatureのサポートなども授業内容とすることは可能です。これら9月入学プログラムに出願するための学習を行いたい人に個別指導の受講を検討してもらえればと思います。
なお、今回紹介した、2023年9月以降に日本の大学への入学を目指している人を対象とした個別指導の詳細は以下のリンク先で確認してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course4/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
2023年9月以降に大学入学を目指す人を対象にした夏期の授業について(3)―SOLからのお知らせvol.267―
(2022年8月10日 19:30)