現在の教室の状況について(2022年7月11日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 197―

(2022年7月11日 19:15)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、新型コロナウィルスの感染拡大について(感染者数が高止まりしていたものの)一定の水準で落ち着いていた3月から6月までの時期に、大学生になったOBOGが教室を訪ねてくるペースが以前と同じ水準に戻ったと述べました。また、2年前に移って来た新しい施設が僕の自宅を兼ねており週末や平日の夜でも誰かがいるようになったことから、社会人になった人と食事を一緒に取る機会も増えています。

さて、我々は2010年に自分たちで教室を持つようになった時点から、OBOGが教室に通った年度に関係なく集まれるイベントを開きたいと話していました。しかし、その頃の教室の周りには企業などのオフィスがあり、土日でも出勤している人が少なくなかったですし、そこに行くのに最低でも1時間はかかったことから先送りになっていました。しかし、新しい施設は一軒家になっていて他のテナントに迷惑をかけることが無くなったことや、少なくとも僕が週末に教室にいることから、何も気にすることなく週末に多くの人(と言っても、建物の規模からすると20名以下になりますが)が集まることができるようになりました。

施設を移転した直後からコロナ禍が始まり、あまり大人数になると「3密」になる恐れがあったため、ここ2年間はそのような活動に関する進展がなかったのですが、今年の3月に入るとオミクロン株による重症者の発生率がそれほど高くないという評価が定着し、欧米ではほとんどの国や地域で感染予防対策をしっかり行っている場合に社会的な活動を再開してもよいという判断がなされた(日本でもすぐに蔓延防止措置などが解除されました)ので、ソーシャルディスタンスを保つことができる規模でイベントを開催することにしました。その第一弾が、新大学3年生を対象とした就職活動セミナーです。

昨年の12月に教室を訪ねてくれた企業の中途採用活動をサポートする企業に勤めているOGから、現在、大学を卒業する人が就職活動において満足のいく成果を収めるためには大学3年生の夏休みに社会的に評価の高い企業でのインターンに参加することが重要で、その選考のための準備を年度の始めから行うのが望ましいという話を聞きました。そこで、彼女に講師をしてくれるようにお願いし、一般的な就職活動の流れを新大学3年生のOBOGに説明してもらうセミナーを3月上旬に開きました。その後も参加者が10名程度のものを一度行い、受けたい業界が決まっている人にはそこで働いているOBOGを個別に紹介しています(これも多くの場合、関係者が教室に集まるという形で実施されます)。

この他にも、前島が講師を務める、将来一人暮らしをしたいと考えている人が参加する料理講座を開いたり、12月に赤ちゃんが生まれた近所に住んでいるOGが同じような状況にいる友人が周りにいない孤立した状態になっていたため、彼女とは教室に通った時期が異なる人と「ママ友」になるための機会を設けたりしました。今年中には正式にOBOG会を作り、状況的に可能であればこのように年代を超えた人間関係を作るためのイベントを今後も積極的に行っていきたいと考えています。

さて、東京23区やその近郊では、オミクロン株の新しい変異種の感染が今までにないペースで広まっており、前週の3倍の人が新たに感染する日も珍しくなくなっています。SOLでも、教室の行き帰りなどで多くの時間を共有している人が先週感染するということがありましたが、彼ら/彼女らには自宅でzoomを使って授業を受けてもらっていますし、授業を動画にしてあるので、少しでも体調が悪い人にはすぐに病院に行くよう案内しています。

それでは、帰国生の大学受験やSOLの帰国生大学受験セミナーなどに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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