こんにちは。SOLの余語です。
5月23日の記事では、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部のAO入試、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試において提出が求められる活動報告書について、大学で学びたいことが明確になっており、それがこれまでにしてきた活動と関連性があることを示せるのであれば、人目を引くような活動実績がなくても合格できることを説明しました。今までの生徒の中には、後者を受験する際に、ボランティア活動など報告すべきことが全くなく、海外に単身留学したことだけを記入した人もいます。
さて、SOLの帰国生大学受験セミナーでは、特に生徒が受験することの多い首都圏の有名私立大学や国立大学の帰国生入試やAO入試において、どのようなものが合格するのに必要なのかということを正確に把握し、生徒に安心して受験準備を進めてもらうために、2名の教師が授業を担当するだけでなく、小論文の答案の添削や進路指導、出願手続きで提出する書類の作成や面接試験の準備のサポートなどを分業制を採らずに行っていることをここまでの記事で述べてきました。これらの入試では、小論文試験という対応する力を(少なくとも規格化された形で)数値化することが難しい試験がありますし、志望理由書や面接試験の出来が合否の判断に影響を与えるものも見られます。その受験に向けたサポートを行うのには、教師が準備のあらゆる側面に関わることが最善であると我々は考えています。
今月下旬から「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」のグループ指導が始まり、それが日本の高校生や海外の高校に在籍している人を対象とした個別指導などと並行する(高校の長期休暇期間など可能な時期は彼ら/彼女らもグループ指導に合流します)形で来年の2月下旬まで続きます。もちろん、ここでも上で述べたような体制で生徒が受験に向けた準備をするのをサポートしていきますが、特に入試が多く行われる7月から11月にかけての時期は、授業の内外で生徒たちと一緒に1日のほとんどの時間を過ごすことになります。
授業は基本的に9時半~10時50分、11時5分~12時25分、13時半~14時50分、15時10分~16時半といった時間帯に実施しており、すぐに解決しなければならない問題がない場合は教室を閉める時間としている19時半まで担当している授業がないところでは、昼ご飯を食べる以外、生徒の学習上の質問に対応するだけでなく、受験する大学や学部・学科、志望理由の内容などに関する相談に乗ったり、帰国生入試やAO入試が始まる9月からは面接試験の練習で面接官の代わりをしたりして1日が終わるという形で平日を過ごしています(日曜日も自習をしたいという人に教室を開放しており、午後は同じように時間が過ぎていきます)。このような時間が全て、帰国生入試やAO入試で合格するのに必要なものを把握することにつながっていくのです。
さて、東京23区やその近郊では、新型コロナウィルスに感染した人が減少しているという報道が毎日なされています。教室の周りを散歩していても、人通りが以前の水準に戻ってきているように思われますし、マスクをしないで歩いている人の姿が目立つようになりました。このままでいけば通常通りにグループ指導が実施できるので、減少傾向が今後も続いてくれればと考えています。
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現在の教室の状況について(2022年6月6日)―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 192―
(2022年6月6日 19:30)