こんにちは。SOLからのお知らせです。
「SOLからのお知らせ」では、5月25日の記事まで「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の1学期(2022年6月20日~8月26日)に実施するグループ指導の特徴を紹介してきました。SOLのプログラムは全て、一人ひとりの生徒の学問的なコミュニケーション力を最大限に伸ばすことを主な目的の一つとして構築されていますが、その考えがグループ指導のあり方にも反映されていることが伝わっていればと思います。
さて、帰国生入試やAO入試を受験する人の学習のサポートは夏期で終わる訳ではありません。今回は「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の2学期(8月29日~11月25日)の授業について述べたいと思います。この時期は、帰国生が受験する入試が最も多くあるため、それに合わせた形で授業の内容などに1学期からの変更点があります。
〇「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」2学期(2022年8月29日~11月25日)
1学期のグループ指導では、「共通小論文」や「人文科学系小論文」、「社会科学系小論文」といった小論文試験の対策を行う授業において、基本的にその時間内で問題を解くことはなく、答案の返却と解説、教材の一つとして配布する他の生徒が書いた答案の評価などに全ての時間を使っています。このような形で授業を行う理由は、生徒に答案の書き直しを含めて一つ一つの問題にじっくりと取り組んでほしい、もしくは質問の対応など教師と生徒がコミュニケーションを取る時間を最大限確保したいと考えていることにあります。
しかし、実際に入試を受ける日が迫ってくると、例えば問題文の読解やメモの作成といった過程にどれくらいの時間をかけることができるのかというように、与えられた時間で答案を作成していくのに必要なものを確認し、それを試験会場で行えるような状態になっていることが望ましいと言えます。そのため、2学期のグループ指導では、週に2回、80分もしくは90分の制限時間の中で、これまでに帰国生入試やAO入試で出題された問題や同様の形式で我々が作成したものを解く時間(「共通小論文テスト」)を設けており、ここで提出された答案を添削したものを翌日返却した上で解説を行うという形で受講者全員が参加する小論文試験対策の授業を行います。
また、上智大学の帰国生入試のように、取り上げられるトピックや出題形式が学科によって大きく異なるものについては、授業時間外で同じように過去問に取り組んでもらうことが可能です(早稲田大学政治経済学部のグローバル入試については、8月中旬から本番の試験と同様の形で読解論述試験の過去問を解く生徒がいます)。このように、模擬試験的に問題を解く機会を増やすことで、生徒が実際の入試日にどのような形で行動すればいいのかを習得できるというのがこの学期の特徴の一つとなります。
なお、この学期の詳細については、以下のページをご参照ください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course1/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
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「既卒生/2022年5・6月卒業生コース」の授業について(14)―SOLからのお知らせvol.261―
(2022年6月22日 19:15)