「2023年11月卒業生コース」の概要について(5)―SOLからのお知らせvol.277―

(2022年11月23日 18:30)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
11月9日の記事では、オーストラリアやニュージーランド、フィジーなどの高校に通う人を対象とした「2023年11月卒業生コース」では、最終学年に入る前の12月・1月にグループ指導を行うなど、早い時期から帰国生入試やAO入試の準備を始める形でスケジュールを組んでいることを全体的な特徴の一つとしていると述べました。これらの入試の多くが9月から12月初旬にかけて実施され、5月もしくは6月から受験に向けた学習に専念できる北半球の高校を卒業した人に比べると、南半球の高校に通う人が不利な状況に置かれやすいことがこのように授業を行っている背景にあります。

さて、以下では「2023年11月卒業生コース」の1学期の授業などについての紹介をしたいと思います。

〇「2023年11月卒業生コース」1学期(2022年12月5日~12月23日、2023年1月4日~24日)
この学期では、新型コロナウィルスや同様の影響を与えるような病気の感染拡大といった状況にならない限り、12月、1月に3週間ずつ対面でのグループ指導(定員は以前にお知らせした通り、4~6名です)という形で授業を行います。月曜日から金曜日まで平日は毎日授業があり、1日に1コマ80分のものが3つあるという形(11時5分~12時25分、13時30分~14時50分、15時10分~16時30分)でスケジュールを構成しています。

授業の内容としては大きく分けて2つの系統があり、その1つが帰国生入試やAO入試の合否判定において大きな役割を果たす小論文試験の対策です。「入試レベル小論文」という授業では首都圏の有名私立大学の帰国生入試やAO入試で最近出題された問題に取り組んでもらい、答案の構成の方法に関する理解を深めてもらったり、これから学習していくべきことに関して確認してもらったりしています。

また、これらの入試の小論文試験は明治大学や青山学院大学の一部の学部などのものを除いては、与えられた文章(A4用紙1、2枚程度の長さのものが一般的です)を読み、その内容を踏まえた形で受験生が自分の考えを論じるという形になっています。このような問題で合格するのに必要な水準の内容を伴う答案を作成するには問題文の内容をしっかりと理解できる力が必要です。「小論文準備」や「頻出テーマ読解・語彙」、「入試レベル読解・語彙」といった授業では、学問的なテーマや社会または個人が直面する問題などを扱う文章にふれることにより、その内容を把握するためのスキルや知識、語彙などを身に付けることを目標としています。

そして、前回の記事でもふれましたが、「アカデミック・リーディング」という授業でIELTSのReading対策を行います。4つのパートのうちReadingの問題演習に主に取り組むのには、このパートでは問題作成者が求める水準に合わせた文法事項への理解や語彙・表現の蓄積がないとスコアが上げるのが難しく、多くの人にとって学習に時間がかかるということがあります。英語運用能力を伸ばすために、意味が分かる単語の数を増やす教材を授業外の時間に取り組んでもらうことが可能ですし、Listeningの学習指導やWritingの答案の添削などもそこで行います。

なお、「2023年11月卒業生コース」の日程や授業料については以下のページも参照してください。
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course2/index.html#c01

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

トップへ戻る