※本来であれば、6月21日から始まる帰国生大学受験セミナーのグループ指導の残席数に関するお知らせを掲載する予定でしたが、先週からさらにお問い合わせをいただいておりますので、その結果を反映させたものを近日中に掲載することにしたいと思います。
こんにちは。SOLからのお知らせです。
「SOLからのお知らせvol. 226」では、海外に渡航する前の準備として英語の学習に取り組むことを目的にSOLの個別指導を受講する場合、辞書の使い方や単語の意味の覚え方など、その後の英語学習の方針を確認するが目的の一つとなっていると述べました。ただ海外で生活していても英語で学問的なコミュニケーションを(人によっては日常的なものも十分には)取れるようになりませんので、意識的な学習の望ましいあり方を身に付ける機会を持ってもらえればと思います。
さて、SOLでは中学校に入学する、もしくは在籍している段階で海外から日本に帰国した人の英語運用能力の維持・伸長のための個別指導も実施しています。このような人が日本の大学を受験する際には帰国生入試に出願できない可能性がありますが、AO入試や自己推薦入試、公募推薦入試といったその他の特別入試を英語運用能力試験の結果を用いる形で受けることができる大学は多くありますし、国際基督教大学(ICU)や慶應義塾大学の総合政策学部、環境情報学部、法学部のように英語試験で高いスコアが取れることで有利になる一般入試を実施しているところも少なくありません(私立大学の文系学部の多くは英語の配点を他の科目よりも高く設定しています)。
このようなことを考えると、海外での生活で身に付けた英語運用能力を維持・伸長することで大学受験に関連する負担を軽減できるはずですが、「vol. 226」でも述べた通り、特にreadingとwritingに関して年齢相応なものに対応できるようになるには意識的な取り組みが必要になります。例えば、以前に中学1年生になった時点から個別指導を受講していた生徒は、授業の中で英語圏の中学校や高校で読むような本を読み、その内容の確認をしたり自分の抱いた感想を文章化したりするなど、意味が分かる語彙や文を形作るルールに関する理解の水準を上げる取り組みをした後に、高校2年生が終わる頃からIELTSの対策を始めたことでそのスコアをスムースに伸ばすことができました。
speakingやlisteningは、上のような取り組みに合わせて定期的に英語を使う機会があれば英語運用能力試験に対応できるようになりやすいものですが、現在、教室で研修を受けているスタッフがおり、それが終了した段階でこれらについても授業の内容に含めることができる可能性があります。日本に帰国した後の学習のあり方によって数年後に目の前に広がる選択肢の幅が大きく違ってきますので、SOLの個別指導で英語運用能力を維持・伸長するための取り組みをしてもらえればと思います。
なお、個別指導の授業料などの詳細に関しては、以下にリンクを張るページを確認してください。よろしくお願いいたします。
<SOL帰国生大学受験セミナー「2022年4月より後に大学入学を目指す人を対象にした個別指導など」>
https://www.schoolofliteracy.com/seminar/course4/index.html#c01
それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
1年間を通じて実施している個別指導について(5) ―SOLからのお知らせvol.230―
(2021年6月9日 15:00)