日本の高校を2022年3月に卒業する人を対象としたグループ指導などについて(3) ― SOLからのお知らせvol.220―

(2021年3月10日 18:35)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
前回は、高校入学前の段階で海外の教育機関に在籍した経験があったり、海外の高校から日本の高校に編入したりした人を対象にした帰国生大学受験セミナーの「日本の高校3年生コース」において、7月5日から8月27日まで実施するグループ指導の概要をお知らせしました。高校によって夏休みの長さが異なることに対応して、個別指導とグループ指導を柔軟に組み合わせることができるようにしていることがこの期間の特徴の一つです。

さて、「日本の高校3年生コース」では、8月30日から12月24日までの期間を「3学期」とし、個別指導を中心とした形で授業を行います(受験する学部・学科が重なる人が多くいる場合にはグループ指導にすることもあります)。一般的な受講のあり方は週に2、3回個別指導を受講するというもの(多くの生徒は授業がない日にも自習をすることなどを目的に教室に来ています)で、そこではこの期間もグループ指導に参加している人が取り組んでいる小論文や日本語読解・語彙の問題、もしくは受験する大学の過去問を取り扱っていますが、志望理由書の提出期限が迫っている時などは授業内容を変えることが可能です。

日本の高校は、帰国生を多く受け入れているところでも、帰国生入試やAO入試が多く実施されるこの時期に普段と変わらない形で授業を実施しますし、授業外の活動にも参加を求めることが少なくありません。また、帰国生入試やAO入試は一般入試に比較して提出しなければならない書類の点などで複雑であり、大学と交渉をしなければならない時もあります。このため、日本の高校に通う人にとって受験準備に使える時間が少ないものになる可能性がありますが、SOLの帰国生大学受験セミナーではこの点を考慮した形でサポートを行っています。

例えば、これはどのコースでも共通する特徴ですが、個別指導でもグループ指導でも、授業で扱う問題については事前に答案を作成してもらい(できるだけ自力で問題に取り組んでもらいたい入試直前の時期を除いて、問題文の内容や小論文に書くべき事柄についてこの段階で質問することができます)、授業時間は全て答案の添削や解説、質問への対応に充てています。また、上で述べたような事情で時間的な余裕を確保できない場合にはオンラインで受講することも可能ですし、授業の内容などに関する質問も同様です。

また、この時期には、7、8月のグループ指導の期間などに日常的なコミュニケーションを取る中で一人ひとりの生徒の海外での体験や高校で取り組んだ活動などの全体像を教師が把握できていますし、小論文の授業を通じてそれぞれの学問的な関心のあり方についての理解も深まっています。そのため、志望理由書の作成についても、例えば大学で学びたいことを選ぶ際のきっかけとしてどのような体験を使えばいいのかという点など、こちらから内容に関する提案を適切な形で行うことができ、出願手続きに関する作業全体をスムーズに進めることができます。

以下が「日本の高校3年生コース」の「3学期」の概要となります。

<「日本の高校3年生コース」「3学期」概要>
【期間】

2021年8月30日~12月24日(1コマ単位でお申込みができます)
【内容】
小論文試験や国語試験、英語試験の対策
【授業料】
教師:生徒が1名:1名の場合は1コマ(80分)6,000円、1名:2名の場合は4,600円 (SOLの授業を初めて受講する場合には、授業料に合わせて入会費10,000円を、また進路相談や志望理由書作成のサポートのための費用として受験サポート費40,000円をご請求します)

それでは、帰国生大学受験セミナーの授業の日程や内容、授業料についてご質問などがある方は以下のフォームよりご連絡いただくか、info@schoolofliteracy.comまでメールにてお知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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