7月20日から24日までのグループ指導について―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 111―

(2020年7月20日 12:05)

こんにちは。SOLの余語です。
東京やその近郊では毎日、新型コロナウィルスへの感染が新たに判明した人の数が高い水準を維持しており、新宿などの一部の地域では感染の拡大が特定の業種に関わる人に限定されず、ウィルスが蔓延している可能性があるという専門家の意見が目立つようになってきました。鉄道などによって他の地域とのつながりが強い場所での新型コロナウィルス問題の深刻化は大きな意味を持っているはずで、国や東京都には迅速な対応が求められていると思いますが、ニュース番組では双方で責任を擦り付け合う姿が見られ、その姿勢が政治に対するさらなる不信を招くのではないかを危惧しています。

先週のグループ指導の実施状況についてお知らせした記事の中で、後期の授業もオンラインで実施することを決定した大学があるということにふれました。これには、京都産業大学でのクラスター感染の発生に対して世間からの強い批判があったことが関連しているとの指摘があり、大学入試についても実施時期や方法を見直す大学も出て来るのではないかということも述べましたが、実際にICUがHPで4月入学帰国生入試の実施方法を変更することを発表しました(事前に小論文をオンラインで提出させ、面接試験をzoomを使用して個別に行うとのことですが、このような方法で大学が求めているような学生を本当に選抜できるのかについては議論の余地があると思います)。このような決定には上で述べた政府に対する信頼の低下ということも関連しているのかもしれないということを考えると、他大学にどのような影響を及ぼすのかという点を今後も注視していかなければならないと考えています。

さて、7月20日から24日までのグループ指導の実施についてですが、今年度の生徒が住んでいる横浜市や川崎市の東京都と接する地域で感染者の急激な増加が今のところ確認できないため、グループ指導開始からの4週間と同じ方針を採る予定です。ただし、それらの地域でも着実に感染者は増えていますし、横浜市ではどの区で新たに感染が判明した人がいるかをリアルタイムでは公表していません。また、この2週間、ニュージーランドにいる生徒に授業を録画してもらったものを見てもらい、翌日に補講と答案の返却を行うという形で授業を進めたところ、彼らがこの冬に受けたグループ指導と遜色ないものだったという反応を得ましたので、公共交通機関を使って教室に来ることに不安を感じる人にはそのような形での受講を勧めようかと考えています。

それでは、帰国生大学受験セミナーのグループ指導の内容や日程などに関して情報をご希望の方は以下のフォーム、もしくはinfo@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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