6月からのグループ指導について(7) ―SOL帰国生大学受験セミナーについてvol. 106―

(2020年6月22日 14:15)

こんにちは。SOLの余語です。
これまでに帰国生大学受験情報ブログに掲載した記事で、世界各地での新型コロナウィルスの感染拡大に伴い日本に帰国できない人や、日本国内にいるものの公共交通機関を使って教室に来ることが難しい状況にある(もしくは、公共交通機関の使用に不安を感じる)人を対象に、帰国生大学受験セミナーのグループ指導をzoomなどを用いてオンラインで行うことをお知らせしてきました。

2011年3月の東日本大震災発生時からスカイプを使った通信指導は数多く実施してきましたが、定員が18名という規模のグループ指導をオンライン上で行うというのは経験したことがないため、SOLの授業の特徴の一つであるアクティブ・ラーニング的な学習環境を維持するためにはどのような通信サービスをいかに用いるべきかについて検討に時間がかかりました。その上で、「共通小論文」や「日本語語彙・読解」のような受講者全員が参加する授業は以下のような手順で実施することとします(「英語」や「早稲田大学対策」といった追加授業はzoomでのセッションにリアルタイムで参加してもらいます)。

(1) 我々が授業を録画したデータをその日のうちにGoogle Driveにアップロードし、そのリンクを受講者にメールやスカイプなどで知らせる。
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(2)受講者に次の日の夕方までにGoogle Driveにある録画データを閲覧してもらい、答案をPDFファイルにしたものなどを我々に送ってもらう。
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(3)我々と受講者の間の相談で決定した時間帯に最大6名の規模でzoomを用いた40~50分間の補講を行い、その中で受講者一人ひとりの書いた答案を返却し、その良い点や改善すべき点を確認する。
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(4)授業や補講の内容や、我々が答案につけたコメントを受けて書き直した小論文などの答案をPDFファイルしたものなどをメールで送ってもらい、それを添削したものを同じ形で返却する(答案の書き直しは満足いく答案ができるまで提出が可能です)。

なお、SOLでは、他の予備校や塾ではよく見られる教師のためのスペースを設けず、小論文を書いたり英語を学習したりする中で抱いた疑問を解消するためにいつでも教師と話すことができる環境作りをしています。新型コロナウィルス問題の影響で教室に来ることができない生徒の質問にその場で答えることは難しいかと思いますが、メールやスカイプなどのメッセージで送られたものにできるだけ同じ日のうちに返信するという形で対応し、教師と生徒の間のコミュニケーションの質や量を例年と同じような水準に確保できればと考えています。

それでは、帰国生大学受験セミナーのグループ指導の内容や日程などに関して情報をご希望の方は以下のフォームからお知らせいただくか、info@schoolofliteracy.comよりご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【お問い合わせフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/

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