帰国生の大学受験に関するご相談を受け付けています ―SOLからのお知らせvol. 182―

(2019年4月8日 18:00)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
今年も4月になり、今年度に実施される日本の大学の帰国生入試やAO入試、自己推薦入試などの特別入試を受験する人が入試に向けた様々な準備を始める時期に入ってきました。具体的にどのような大学のどのような入試を受験するのかということを検討し始めたという人もいることでしょう。

最近はインターネット上で大学の特別入試に関する情報を多く得られるようになりました。それを参考に様々な入試における自分の合格可能性を考えようとする人は多いと思いますが、情報量が多過ぎる、もしくはホームページやブログによって言っていることが異なる(Googleで「帰国生 大学受験」と検索した時に上位に出てくるホームページでも誤った情報を掲載しているところもあります)ため、明確な方向性を決めるのが難しいと考える人がいるはずです。

このような問題の対応策としては、受験準備のサポートをする塾や予備校に教育相談のメールを送ったり、日本にいる人であれば面談に行ったりして情報を入手することが考えられます。しかし、そのような機関では多くの場合、授業を担当する教師と進路相談に対応する職員は別の人であり、受験指導を実際に行った経験はないが教育相談を担当しているというような人が少なくありません。

そのため、そこで提供される情報は英語運用能力試験のスコアように数値化しやすいものに偏ってしまう傾向がありますが、それでは自分の合格可能性や、入試に向けてどのような準備をすればいいのかが正しく判断できない可能性があります。帰国生入試を始めとする特別入試では、小論文を書くための読解論述に関する能力、志望理由書に見られる受験する人の関心や意欲の強さ、面接試験での受け答えなど、数値化が難しいものが合否判定において重視される入試が多くあるからです。

また、自分の身近にいる人の受験結果を基に、ある入試における自分の合格可能性や合格するのに必要なものを判断しようとする人が僕らの生徒にもいます。しかし、他人の知的な能力の全体像を正しく評価するのは高校生ぐらいの年齢の人にとっては難しいものですし(もしかすると、年齢がいくつになっても難しいかもしれません)、日常的なコミュニケーションに英語と日本語が使われる帰国生の多くが置かれている環境では、それは一層困難なものになるでしょう。

例えば、日常的に会話している中で「頭の回転が速い」、「社会に対する知識を豊富に持っている」といったような印象を受けない人でも、小論文試験でよい評価を受けるのに必要な読解力を持っているということはよくありますし、適切な指導を受ければ能力を伸ばすことができる基礎的な力を持っているのに、そのような機会に今まで恵まれなかったということだってあり得ます。そのため、特に各大学が様々な入試において合格者に求めるものが判然としない状況では、自分の合格可能性がある大学はどこかということと周りの人に対する自分の評価を安易に結び付けない方が安全と言えると思います。

このような状況を踏まえて、SOLでは実際に小論文の授業や添削、志望理由書作成のサポートを行っている教師がこれまでの指導実績などに基づいて教育相談を行っています(入会料などをいただければ、ご相談者一人ひとりの状況に基づいて具体的なアドバイスをすることもできます)。2人とも授業に入っていることもあるため、基本的に以下のフォームからのご連絡や、info@schoolofliteracy.comに直接送っていただいたメールに対応するという形になります。

【教育相談フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form.html

また、4月から6月の前半までは1年間で最も授業が少ない時期ですので、電話やスカイプ、個別面談といった形でのご相談も受け付けています。電話やスカイプでのご相談をご希望の場合には上記のメールアドレスからご連絡いただければと思いますし、個別面談のお申込みについては以下のフォームからお送りいただければと思います。よろしくお願いいたします。

【個別面談申込フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form2.html

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