こんにちは。SOLからのお知らせです。
このところ、昨年度に実施された入試について帰国生大学受験セミナーの生徒に配布するための資料を作成しています。そのために各大学の入試要項を見ていて改めて思うのが、外国語運用能力試験(特に英語に関するもの)の結果を出願手続き時に提出するよう求めるところがずいぶん多くなったということです。
以前に外国語試験を実施していたところは提出したスコアや級がその代わりとして合否を判定する際に用いられます。また、出願資格を得るために一定の水準を設定しているところでも、それを超えていれば小論文試験などの他の試験の結果だけが合否を決定する際の材料になる訳ではなく、例えばTOEFL iBTやIELTS、TOEICの結果が重要な意味を持つという大学がほとんどです。
多くの大学は外国語運用能力試験の結果が出願手続き期間の最終日までに届かない場合、出願資格を認めてくれませんし、試験を受けてから結果が送付されるまでには4~6週間かかるのが通常です。また、TOEFL iBTのようにスコアレポートが届く時期が確実でない試験もあるため、慶應義塾大学や早稲田大学の帰国生入試のように出願手続き期間開始日より1、2か月前までに受験したものの結果しか受け付けないというところもあります。外国語運用能力の現状によっては、すぐにスコアアップすることが難しいケースがあることを考えると、できるだけ早い時期からこれらの試験を受けるための準備を始めるべきということになるでしょう。
海外の高校で学んでいる人の中には、そこで身に付けた英語以外の外国語の運用能力を活かして入試に臨もうという人もいると思います。日本の大学には中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語を使って受験できる特別入試が確かにありますが、それほど数は多くなく、上で述べたようなケースでは入試科目が小論文試験のみの入試の受験が中心になります。また、海外に滞在している間に日本語を用いる機会があまりなかったために小論文試験ができるか不安に思っていたり、志望学部・学科を決めるために早めに専門的な文章にふれておきたいと考えたりしている人もいるかと思います。
ここまで述べた状況に対応するため、SOLでは今年度以降に帰国生入試などの受験を予定していてまだ海外に滞在している人を対象にスカイプ授業を実施しています。中心となる内容は英語運用能力試験対策と日本語小論文ですが、授業時間内で進路や学習の方向性に対する相談にも対応しています。授業は1コマ60分で授業料は5,995円です(授業料に合わせて入会料10,000円が初回ご請求時のご請求額に含まれます)。
それでは、SOLの実施しているスカイプでの授業の受講に興味をお持ちの方は以下のフォームから、もしくはinfo@schoolofliteracy.comにご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。
【教育相談フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form.html
スカイプでの授業を実施しています ―SOLからのお知らせvol. 183―
(2019年4月12日 16:10)