こんにちは。SOLからのお知らせです。
このブログの他の記事では、現在、日本の大学の帰国生入試やAO入試(それに加えて、一般入試の一部)において、TOEFLやTOEIC、IELTSといった英語運用能力試験の成績が今までに増して重要になってきていることを繰り返しお伝えしてきました。グローバル化し、様々な国や地域の力が相対的に増している現代社会でこのように英語だけに関心が集中してしまうのはいかがなものかと思いますが、入試における出願資格を得るのに一定の成績が必要だったり、英語試験の代わりとして合格可能性に直接関連したりするので、英語運用能力を向上させることは日本の大学を受験する場合に必要不可欠なことになります。
英語をよりよく使うための学習は、それを外国語として学ぶ人にとっては長期的な取り組みになりますし(これは、今日学んだ単語に明日出会う可能性はとても低いということだけを考えても分かると思います)、誤った、もしくは効率の悪い学習法で取り組んでいるといつまで経っても目標が達成できないということもありえます。また、学習に対するモチベーションを上げるには明確な目標意識を持つことが重要であるという研究成果があり、英語の学習においても自分の受ける試験についてどれほどのスコアを取るべきなのかについて学習を始める前に十分な理解を持っておいた方がよいでしょう。
このようなことを踏まえると、特にTOEFLやIELTS(そして、日本語や英語の学習状況によってはTOEIC)に向けた準備には少なくとも自分の受験する大学入試が実施される一年前から取り組むべきです。SOLでは海外の高校で休暇がある時に英語の学習サポートを中心とした個別指導を実施しています。これから北半球の国の教育制度を採用した高校が長期休暇に入り、南半球でも高校で2~3週間の休みがありますが、来年度以降に受験を迎える人にその期間を利用して、英語運用能力に関する学習目標を確認したり、それぞれの人にとっての学習課題や適切な学習法を確認したりし、入試(そして、海外での学校や日常の生活)に必要なものを身に付ける一歩目としてもらえればと思います。
なお、個別指導の対象科目は英語の他に、日本語読解やIB Japanese、数学としており、授業料は生徒:教師が1:1の場合には1コマ(80分)5,880円、2:1では4,410円となります(SOLでの授業が初めての方は入会費として5,400円を授業料に加えてご請求いたします)。また、授業を担当する教師は、特に7~9月の期間に今年度の大学受験生の授業を合わせて担当しており、空き時間が限られていますので、受講をご希望の方は早めにスケジュールなどを以下のフォームより(フォームに不具合がある場合には、こちらより)お問い合わせください。よろしくお願いいたします。
【お問合せフォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/contact/
夏期の個別指導に関しまして ―SOLからのお知らせvol. 169―
(2016年5月13日 17:45)