こんにちは。SOLからのお知らせです。
5月24日に帰国生大学受験メールマガジン60号を配信しました。今回は、IB Japanese Aや海外生を対象とした英文法の通信指導において最近始めたchat授業の効用について説明したものです。通信指導を継続できず、1、2回答案を提出しただけで終了してしまったという人は少なくないと思いますが、SOLではそのようなことが起こらないような形でサポートしており、これがこの教室の基本的な方針を表しているものですので、お読みいただければ幸いです。
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○メールマガジン5月24日配信分(一部抜粋)
通信指導の最大の弱点は、受講者が定期的に問題に取り組んで答案や質問を送ってこないと、先に進めないということです(そのため、通信指導を経済活動としてだけ捉えれば、答案を送ってこない生徒の割合をあらかじめ見込んで受講費を安く設定することも出来ます)。たとえばSOLのIB Japanese A通信指導では、学校の時間割の中に存在しているのと同じように取り組む時間を決め、毎週の定期連絡日も決め、定期連絡日に答案が送付できない場合は疑問点を質問する、質問もない場合は進捗状況の報告をする、というように決めてありますが、それでも定期連絡日に何も連絡がない生徒はほぼ毎週います。
IB Japanese Aの場合は単位取得のために決まった提出物や試験があるので、通信指導の進度が遅くてもどこかの段階ではある程度その遅れを取り戻さざるを得ないのですが、英語文法通信指導のように純粋に文法の理解だけが目標だと、先に進まないまま大学受験を迎えて終了ということになりかねません。これでは我々が受講費泥棒ということになってしまいます。
受講者が定期的に取り組めないのは、本人に学習意欲がないからとは限りません。学習意欲と拮抗する別の欲求が弱ければ学習するでしょうが、強ければ学習意欲が負けてしまうだけです。
私は人間の欲求には二段階あると考えていて、一つめはたとえば、整理整頓なんて面倒だし、このままの乱雑さがむしろ自分にとって快適だ、というものであり、二つめは、本当は整理されている方が気持ちがよく、何事にも集中できる、というものです。二つめに「本当は」とつけましたが、私は一つめを表面的な欲求、二つめを本当の欲求と勝手に見なしていて、本当の欲求に気づいていない人には気づいてもらうこと(その人を促して一緒に整理に取り掛かるなどして)が重要だと考えています。
SOL帰国生大学受験メールマガジン60号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.134―
(2013年5月30日 11:10)