こんにちは。SOLからのお知らせです。
5月6日に帰国生大学受験メールマガジン59号を配信しました。今回は、SOLの教室で実施している帰国生大学受験セミナーの特色について、受講生の成長とそれに対するサポートのあり方という観点から説明するものです。簡単なパンフレットも添付していますが、メールマガジン本文として書かれたものの方が私たちの目指すものや他の予備校や塾と大きく異なる点をよりよく表現できていると思いますので、ぜひお読みいただければと思います。
メールマガジンの配信登録は以下のフォームより受け付けております。また、バックナンバーを希望する人は、メールマガジンバックナンバーご請求フォームをご利用いただければと思います(タイトルリストはこのブログの「SOLからのお知らせ」vol. 39、40、57、70、79、92、112、122に掲載してあります)。よろしくお願いいたします。
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○メールマガジン5月6日配信分(一部抜粋)
大学受験セミナーとしては志望校に合格すればよいわけですが、合格に必要なのがそのための知識と技術でしかないなら、成長などということは考える必要はない、と考える人もいるのではないかと思います。しかし、小論文という入試科目は、この問題にはこの論拠とこの例を使ってこう書けばよい、という形で解き方を伝授すれば、すぐ合格答案が書ける、というような科目ではありません。むしろ、そういうふうに図式的に当てはめ、思考停止して書き流すというやり方は、それが採点者にばれて評価が下がりやすい科目です。小論文での出題は、同じような主題を扱っていても問い方が様々であるため、思考停止した図式的な対応は問題との間に齟齬を生じたり文章内の論理性が粗くなったりするからです。
そのため、小論文の学習においては自分できちんと考えてみることが重要ですが、考えるのに必要な知識も補いながらきちんと考えるということは(文章化する際にはどうしてもそうすることになります)、自分のものの見方が変わることにつながります。SOLではそれを成長と呼んでいます。
また、志望校に合格するために日本語力や英語力を大きく上げねばならないという生徒もいるのですが、この場合はこれまでの取り組みの延長線上に合格はなく、従来の自分のやり方を変える必要があります。自分のやり方とは、文法についての考え方、単語や漢字の習得の仕方、文章の読み方など学習の具体的な面に関するものから、時間の使い方、目標の立て方、集中の仕方など学習以前のものまでを含みますが、そのどれであれ、自分のやり方を改めることは成長と呼ぶのにふさわしいでしょう。
こうした成長を実現するのには、授業時間しか接点がないのは不十分だと私は考えており、SOLの体制や教室設計は一貫してその考えの下で出来上がっています。
SOL帰国生大学受験メールマガジン59号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.132―
(2013年5月10日 11:15)