SOL帰国生大学受験メールマガジン第43号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.94―

(2012年6月28日 17:50)

こんにちは。SOLからのお知らせです。 6月28日にSOL帰国生大学受験メールマガジン第43号を配信しました。今回は、帰国生入試やAO入試の小論文試験で出題される問題や課題文の内容の一般的な傾向について、昨年度の試験問題を参考にしながら解説しています。小論文試験に向けた準備の中で読む本を選ぶ際などに参考にしてもらえればと思います。


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○メールマガジン6月28日配信分(一部抜粋)
小論文入試は、学部学科の専門性の高い問題(または、専門的とは言えないにせよ他学部他学科では出題可能性のない問題)と、複数の学部学科で共通に課される問題(または、他学部他学科でも扱われる主題のもの)の2種類に分けることが出来ます。そして、そのうちの後者においては、前者以上に時事性の高い内容が出題されます。
ただ、時事性が高いと言っても、入試時期やその数週~数ヶ月前に新聞で報道されているような直近の話題について、その詳細な知識の有無を問うているわけではありません。小論文の形式で問うわけですから、時事的話題の個々の具体的知識より、そうした時事的な出来事・現象が生じるに至る背景についての知識・洞察が問われることになります。ある程度の字数を使って論述するに足るのは、そうした内容だからです。
昨年度の時事的な話題と言えば、何と言っても震災や原発事故、およびその影響やそこからの復興ということになりますが、小論文試験はこうした理由から、原発の事故原因や原発の存続・再稼働の是非を直接問うような出題(または原発の代替電源となる再生可能エネルギーについて問うものなど)にはなりにくいと言えます。実際に、前回お伝えした昨年度の出題では、問題文の中では原発を直接的に扱っていないものの、受験生が小論文答案を書く際に原発に触れる(例として用いるなど)とか、小論文の内容について考える際に考える糸口にすることを想定した問題が多く見られました(小論文問題ではなく、単なる読解問題として主題されたものには原発についての記事がありました)。



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