こんにちは。SOLからのお知らせです。
2月16日にSOL帰国生大学受験メールマガジン第36号を配信しました。今回は、HPの更新情報をお知らせするとともに、SOLが帰国生大学受験セミナーにおいて理念としているものやどのような指導方針に基づいて生徒と日々接しているかということを説明したものになっています。2012年度に帰国生入試の受験を考えている人にとっては、どこで受験準備を行うかということを考える時期になりましたが、予備校などを選定するにあたって今回の記事を参考にしてもらえればと思います。
なお、メールマガジンの配信登録は以下のフォームより受け付けております。また、バックナンバーを希望する人は、メールマガジンバックナンバーご請求フォームをご利用いただければと思います(タイトルリストはこのブログの「SOLからのお知らせ」vol. 39、40、57、70に掲載してあります)。よろしくお願いいたします。
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○メールマガジン2月16日配信分(一部抜粋)
サイトに掲載してある過去の生徒の推薦文は、私や余語への褒め言葉が充満していて何だか複雑な気持ちになるものですが、実は、自分たちの目指しているものを最も的確に捉えてくれた、と感じた生徒のコメントはそこには載っていません。
その一つは、推薦文を書こうとして挫折した女子生徒のものです。この生徒は、推薦文を書いて持参する、と予告して教室に現れた日に推薦文を持ってきませんでした。そして、「昨日いろいろ書いたけどどれも違う気がして完成しなかったんです」と言い、「違うというより、書いたことはどれもその通りなんだけど、あれもこれもと書いていくと大手予備校の推薦文みたいなんですよ。どれだけ書いても、書けばそれしかないみたいで、SOLとは違うんです。SOLは書けないんですよ」と説明しました。
行うと主張しているサービスがあり、それへの対価として支払われる受講費がある、というのが受験産業の基本構造であり、SOLでも3つの大手予備校でも、文系受験に関しそのサービスのメニューに多分あまり違いはありません。違いは主にサービスの質とコストパフォーマンスに生じるのであり、だからというわけでもありませんが、私はずっと各サービスメニューの質の向上に(およびそれを大手予備校と同水準の受講費で受けられることに)力を傾けてきました。そして、質の向上において受講者各自への対応を特に重視してきたのですが、2年近く前に自分たちの教室を持ってからは特にそうした個別性が強くなり、メニューとして固定化して表現しにくい内容・方法が増えてきました。今では、メニューとして大手予備校と同じような形で外に見えているものは最低限行うものでしかなく、各生徒の成長と受験での成功のために大小さまざまな手を使っています。
SOLは書けない、と言った生徒はその点をつかんでくれたのでしょう。また、親や親友のように非常に身近な存在についてどんな人かを定義するのは難しいですが、それと同じような感じを抱いてくれたのかもしれません。
SOL帰国生大学受験メールマガジン第36号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.78―
(2012年2月17日 17:35)