こんにちは。SOLからのお知らせです。
10月28日にSOL帰国生大学受験メールマガジン第49号を配信しました。今回は、これから多くのところで出願手続き期間を向かえる国立大学の帰国生入試などの概要をまとめた一覧表を添付してお送りしています。ファイルを添付したメールは誤ってスパムと認識されることがあるものですので、配信登録はしたが今回のメールマガジンがお手元に届いていないという方はSOLまでご一報ください。
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○メールマガジン10月28日配信分(一部抜粋)
こちらの教室では、大学に合格(または指定校推薦枠に入ることが確定)して受験終了(または筆記試験対策終了)となった生徒が多く、26名在籍していた受験生のうちまだ筆記試験対策をする必要がある生徒はちょうど半分となりました。そのうち、朝から教室にいるのは今は10名だけであり、今週から授業の多くを大学・学部別の内容として10名の受験生を内容別に複数のグループに分けて指導することが多くなっています。
そのため、授業内外で何をどう学習していくかを個人別に相談して再確認したのですが、生徒の一人が授業外での読書として論語を読むことになり、今週購入して持参してきました。
私は恥ずかしながら、論語は高校の教科書以外では他の書物に引用されているものくらいしか読んだことがありません。そのため新鮮な気持ちで休み時間にパラパラめくっていたところ、以下の言葉に出会いました。
「子曰く、これを知るものはこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」
自分が孔子に対して勝手に抱いていたイメージと違い、好きであること、楽しむことを非常に肯定的に捉えた内容であるため、驚きました(「楽」という語を日本語の「楽しむ」と同義に捉えてよいのかよくわかりませんが)。私は昔から計画性や努力よりも、楽しさや面白さを感じているときの集中力を重視しており(計画性は学習が嫌にならないため、学習に集中できる態勢をつくるための補助手段として考えていますが、これについてはまたの機会に説明します)、大学受験のための授業であっても、発見すること、知識を得ること、考察すること、表現することの面白さを感じてもらうことが生徒の成長につながるのだと考えてやってきました。ただ、それを感じてもらうように工夫するのはもっぱら主題(授業で扱う内容)や素材(教材にする文章)の選択だけで、授業の手法については、理解や知識の定着のための工夫をすることはあっても面白さを感じてもらうための工夫はしてきませんでした。それが自分の授業の反省点ではないかと近年感じています。
SOL帰国生大学受験メールマガジン第49号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.105―
(2012年10月29日 10:15)