2012年度帰国生入試の出願条件などに関してvol.22 ―帰国生大学入試についてvol.42―

(2011年9月7日 9:30)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、立教大学の帰国生入試の出願条件などをお知らせしましたが、全ての学部で実施されている自由選抜入試でも、帰国生を受け入れている学部があります。今回は、そのうち、帰国生が受験することの多い異文化コミュニケーション学部の出願条件などを取り上げたいと思います。

まず、異文化コミュニケーション学部の出願条件は以下の通りです(2つ目の出願条件については、他の規定もありますが、今回の記事では帰国生に関係のあるものについてだけを取り上げます)。

(1) 2011年4月1日から2012年3月31日までの間に高校を卒業していること
(2) 外国の学校に通算して4学年以上在籍したか、指定の外国語検定試験で一定以上のスコアや級を取得していること


上の(2)の外国語検定試験ですが、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、韓国語のものが指定されています。TOEFL iBTでは80点以上、TOEIC(IPを除く)730点以上のスコアが求められていますが、その他の言語でどのようなテストでどれくらいのスコアや級を取得することが必要かは、以下のリンク先で確認してください。

【立教大学自由選抜の入試出願条件について】
https://www.rikkyo.ac.jp/invitation/admissions/undergraduate/info/free_selection/exam.html

合否の選考は、書類選考、外国語試験(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、朝鮮語から1つを選択)、小論文試験、面接試験で行われます。これまでに受験した人を見る限り、出願手続きの段階で提出する学校の成績がある程度高いことが、書類審査を通るのには必要ですし、最終的な合格を得るのにも重要な役割を果たしているようです。

また、自由選抜入試では、帰国生入試と異なり、小論文試験で難解な問題文が出題され、そこで得点を取ることが重要になります。受験を考えている人は、新書などを数多く読み、日本語の読解力を高めておきましょう。

なお、正式な出願手続き期間は9月29日から10月5日までとなりますが、立教大学の自由選抜入試を外国の高校を卒業した人が受験する場合には、9月15日までに自分に出願資格があるかということについての確認申請をすることが求められています。異文化コミュニケーション学部の場合には、提出された書類に基づいて、卒業した高校が正式な教育機関であるかどうかを確認するだけのようですが、この段階を飛ばしてしまうと出願できなくなることに注意してください。

それでは、今回の内容や立教大学の受験対策などについてご質問などありましたら、下記のフォームよりご連絡ください。

【教育相談フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form.html



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