2012年度帰国生入試の出願条件などに関してvol.15 ―帰国生大学入試についてvol.35―

(2011年7月29日 18:20)

こんにちは。SOLの余語です。
前回は、明治大学の海外就学者特別入学試験を実施する2つの学部のうち、法学部の出願条件などについてお知らせしました。今回の記事では、この制度で入試を行うもう1つの学部である国際日本学部の出願条件などを取り上げたいと思います。

国際日本学部の海外就学者特別入試の出願条件は以下のようになります。

1. 日本国籍や永住者、特別永住者の資格を有すること
2. 海外の学校の在籍期間について、次の2つの条件のうち、1つを満たしていること
(ア)海外の高校に2学年以上継続して在籍し、卒業している(もしくは、卒業見込みである)こと
(イ)海外の小学校、中学校、高校に通算4学年以上在籍した経験があり、国内外問わず高校を卒業していること
3. TOEFL iBT(68点以上)、TOEIC(700点以上)、IELTS(5.5点以上)のいずれかのスコアを提出できること


上の条件の中で、2.の(ア)については、高校を卒業してから大学入学までの期間が2年未満、(イ)の場合は1年未満でなければなりません。また、3.の英語運用能力検定試験のスコアは、2009年8月1日から2011年7月31日までに取得したものの限られます。

合格者の選定は、書類審査、日本語小論文試験、面接試験で行われます。この3つの選考段階では、日本語小論文試験の出来が重要になりますが、昨年から出願をする人が増加しているためか、書類審査の段階で不合格になることが見られるようになりました。このため、学校成績や英語運用能力検定試験のスコアで自分の能力をアピールできることが望ましいと言えるでしょう。なお、TOEFL iBTやTOEICのスコアに関しては、このブログの「英語学習の勧め」vol. 63に説明がありますので、そちらを参照してください。

出願期間は8月26日から9月2日までとなります。TOEFL iBTのスコアのみ、大学に直送することが義務付けられていますし、法学部や政治経済学部と異なり800字程度の志望理由書を作成しなければなりませんので、以下に張るリンクから出願書類をダウンロードして、早めに準備に取りかかるようにしましょう。

【明治大学入試要項ダウンロードページ】
https://www.meiji.ac.jp/exam/general/t-gansho.html

それでは、これで帰国生が受験できる明治大学の特別入試の紹介の最終回にしたいと思います。なお、今回の内容や明治大学の受験準備についてご質問などありましたら、下記のフォームよりご連絡ください。

【教育相談フォーム】
https://www.schoolofliteracy.com/consultation/form.html



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