こんにちは。SOLからのお知らせです。
11月18日に、SOL帰国生大学受験メールマガジン第31号を配信しました。今回は、今年度実施された帰国生入試一般の概況と、早稲田大学や慶應義塾大学、上智大学の帰国生入試ではここ数年、どの程度競争が厳しいものであったのかということをお知らせするものになっています。帰国生入試は簡単なものだと考えている人がいますが、首都圏の有名大学ではそのような考えが正しいものとは言えないということを確認してもらえればと思います。
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○メールマガジン11月18日配信分(一部抜粋)
さて、まず早稲田大ですが、海外で高校を卒業してきた(または卒業見込みである)生徒に受験者が限定される早稲田大帰国生入試は、昨年1279名と過去最大の志願者数となっていたのに対し、今年は明らかに減っています(数字はまだ公表されていませんので、以下で述べる早稲田大に関する今年の数字はいくつかの情報からの推測に過ぎません)。昨年は合格者が延べ320名で志願者の25%しかいなかったのですが、今年はもう少し高い合格率だろうと思います。早稲田大は同一の試験で複数の学部に出願できるため、合格者はたいてい複数の学部に合格しており、たとえば昨年は延べ数でなく実数としては100名強の合格であると推測され、延べ320名合格ですので合格者の多くは1人で3学部くらい合格しているという計算になります。その結果、昨年の延べ数での競争倍率は約4.0倍(つまり4人に1人が合格)であっても、実際には志願者延べ1279名に対し実数507名で100名強の合格ですので、5人弱に1人くらいしか合格できなかったわけです。今年は実数で一昨年並みかそれ以下かもしれない400名強の志願者がいて、合格者も一昨年並みの100名弱でしょうから、5人弱に1人というよりは4人に1人合格したというのに近い状況ではないでしょうか。
SOL帰国生大学受験メールマガジン第31号を配信しました ―SOLからのお知らせvol.69―
(2011年11月23日 17:45)