電子辞書の使用法についての補足 ―英語学習の勧めvol.32―

(2010年12月26日 15:09)


こんにちは。SOLの余語です。
ここ数回は、英文法の学習についての記事を掲載してきましたが、SOLに通ってきている生徒から、最近、電子辞書の使用法についての質問を受けました。電子機器の説明書をよく読まずに使っている人(僕もその一人です)が直面しやすい問題ですので、以下の記事の補足をしたいと思います。

【英語学習の勧めvol.10~13】
https://www.schoolofliteracy.com/infoblog/2010_04_05.html
https://www.schoolofliteracy.com/infoblog/2010_04_09.html
https://www.schoolofliteracy.com/infoblog/2010_04_10.html
https://www.schoolofliteracy.com/infoblog/2010_04_14.html

その生徒から受けた質問は「成句検索」や「例文検索」の使い方がよくわからないというものでした。いつもどのように使おうとしているのかと訊くと、例えば、make the best use of ~という成句を調べる際に、辞書のトップ画面の「成句検索」の部分にmakeという単語のみを入力しているという答えが返ってきました。このような形で検索すると、makeを含んだ成句表現が数多く表示されてしまい、その中からmake the best use of ~というものを探すのが面倒くさくなるのだそうです。

このような複数の語で構成される成句表現(そして、もちろん例文を)を効率よく検索するには、単語と単語の間に(セイコーインスツルやカシオの電子辞書では右下にボタンがあります)を入れないといけません。上の例で言えば、make&best&use&ofというような形で入力しないと、make the best use of ~という表現の意味をすぐに見ることはできません。今までこれらの機能を利用しようとしても、うまく使えなかった人は、を使って、単語と単語の間を仕切るようにしてください。

なお、僕の使っているセイコーインスツルの電子辞書には、ある単語のスペルが完全にわからない場合でも検索できる機能があります(単語のスペルでわからない部分に、を入れて検索します。カシオの電子辞書には、ジーニアス英和大辞典にスペルチェックの機能がついています)。最近の電子辞書は機能が豊富になったのに伴って、説明書が分厚いものになってきていますが、最低でも検索機能の使い方の部分だけは確認するようにしてください(僕も去年の3月に電子辞書を買い替えた時に、2時間ぐらいかけて確認しましたが、いくつか新しい発見がありました)。

それでは、今回の内容に関してご質問などありましたら、以下のフォームよりご連絡ください。

【お問合せフォーム】
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