SOL帰国生大学受験メールマガジン第5号を配信しました - SOLからのお知らせ⑫ -

(2010年06月22日 23:55)

こんにちは。SOLからのお知らせです。
6月17日に、SOL帰国生大学受験メールマガジンを配信しました。今回は、「帰国枠大学入試受験資格について(私立大)」ということで、帰国子女枠大学入試特有の複雑な出願資格について説明しています。今年受験をする人にとっても、来年以降に受験を予定している人にとっても、受験する大学を絞り込んでいく上で重要な情報ですので、参考にしてもらえればと思います。

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メールマガジン第5号(一部抜粋)

今回は帰国枠での大学の受験資格について述べたいと思います。

日本の大学は入学者選考という点で非常に独特ですが、どちらかと言えば悪い意味で独特であり、多くの弊害を持っています。その弊害のお陰で生計を立てられている僕でさえ、大きく改めるべきだと感じるほどですが、今回の主題に関連する弊害はまず、各入試枠を利用する際の利用資格が煩雑であることです。いわゆる一般入試以外の試験はいわば特別扱いのようなものですので、特別扱いを受けるための資格が定められています。そして、帰国生用の入試は、今回ここでは論じない様々な事情により、資格についての考え方が最も複雑なものになっています。今回はその考え方について、注意すべき大学・学部を例として挙げながら説明していきたいと思います。

1.資格として問われる点

帰国生入試、海外就学経験者入試、AO入試の中の帰国生枠など、日本国籍か永住資格を持っている帰国生用の入試で資格として問われるのは主に、日本の教育課程以外の教育を受けたか、海外滞在年数は何年(何学年)か、海外での卒業か、海外への渡航は親の仕事など自己都合以外の理由か、どのような学習上の成果を持っているか、高校卒業から大学入学までどれくらいの期間が経つか、6歳からの12年間の教育課程を飛び級などで早く修了しているか、の7点です。

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