こんにちは。SOLからのお知らせです。
5月15日にメールマガジン第3号を配信しました。今回は私立大学の小論文入試の現状に関しての分析と、それに対応するための学習方針について説明したものになっています。志望校選びや高校卒業までにやるべきことを決める際の参考にしていただければと思います。
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メールマガジン第3号(一部抜粋)
さて、今回は私立大の小論文入試について述べます。2010年度入試の出題を学部系統別に示していき、その後簡単にコメントします。なお、現在の入試問題は、小論文問題というより、日本語読解・論述問題という方が適切である出題が多く、そうした出題については以下に示すことが出来ません(たとえば上智大経営学科など)。これについては、学部学科の専門性にとらわれずに幅広く論説を読む必要がありますが、実は以下に示すような小論文問題でもそれは同様に必要です。入試問題を示したあとでその説明をします。
<複数学部での共通の出題>
○早稲田大学文学部・文化構想学部・法学部・商学部/帰国生共通試験
左の文章(問題は縦書き:声と文字と電子メディアは単線的に変遷するものでなく、同時代に共存し得るものであり、声の文化と文字の文化は相互に連動して、「言葉の型」に留まらず「思考の型」にも影響する、と論じる文章)は、現代のメディア状況と、メディア研究のあり方について述べたものである。この文章を読み、次の2つの設問に答えなさい。
問1 筆者の指摘する「もう1つの問題」とは何か。また、その問題に注意するこ とで、どのような研究の視点が得られると筆者は述べているか。400字以内で説 明しなさい。
問2 筆者は、声の文化と文字の文化の連動を考えるメディア現象として携帯電話 を例にあげているが、それ以外の例をあげて、あなたなりの考えを400字以内で 述べなさい。